Vehicle for Nurses

訪問看護をもっと楽しく もっと働きやすく

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ABOUT US

住民と向き合う時間が好きだから、
面倒な周辺業務は最小化したい

わたしたち看護職は、どんな状況にあっても、住民への看護に集中したいと願っています。しかし一方で、訪問看護を提供するためには、直接ケア以外のさまざまな周辺業務をこなす必要があるのも事実です。

周辺業務を適切に処理しつつ、住民への看護に集中し、さらには訪問看護の価値をしっかりと社会に発信していくために、事業所を越えて現場目線の知恵・工夫を共有し、日・週・月・年単位で発生するさまざまな周辺業務を必要最小の労力でこなせるような仕組みを、当事者である看護職が中心になって構築していきたいと考えました。

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直接の看護提供以外の周辺業務の例

  • 日々の記録(訪問看護記録書)
  • 同職種・他職種との連携(会議、電話、FAXなど)
  • 各種書類の授受(計画書、報告書、指示書、実績票など)
  • 訪問スケジュールの調整
  • レセプト請求
  • 勤怠・人事労務関連
  • 公的調査・学術調査への協力などなど
Vehicle for Nurses

Vehicle for Nurses(VFN)という名前は、 看護職にとって便利な「ノリモノ(ビークル)」 になりたい、という願いから名づけたものです。

VFN設立のきっかけは、厚生労働省平成30年度老人保健健康増進等事業「訪問看護の情報標準化のための訪問看護記録書Ⅱの記録・共有のあり方に関する調査研究」報告書40ページに構想した「訪問看護の業務効率化と質の可視化の両立を促す中間組織」に端を発します。詳細については同報告書をご覧ください。
http://neighborhoodcare.jp/activity/#131


Vehicle for Nurses

ー Mission 看護職の果たす社会的役割を最適化する
ー Vision 看護職が看護に集中できる「よきノリモノ」になる
ー Action 看護にまつわる周辺業務の最適化/看護の内容・成果の見える化

ACTIVITY(活動内容)

現場目線を最重視した記録・業務システムの実現と普及

老人保健法に基づく訪問看護の開始から約40年、介護保険に基づく訪問看護の開始から20年以上が経過し、訪問看護事業所における記録・業務システムも、いまやさまざまなものが存在しています。選択肢が増えたのは良いことですが、悲しいかなわたしたち看護職は情報システムの専門家ではありません。満を辞して使い始めた記録システムが思ったのと違う…なんてこともしばしばあります。しかし、一度使い始めたら他のシステムに乗り換えるのも大変です。

VFNは、こうした悩みを1ヶ所に集約し、実際の臨床看護の流れにごく自然に沿うような現場目線で使いやすい記録・業務システムの要件を定義し、使いやすいシステムが普及するように促していきたいと考えています。

               

賛助会員として入会いただけた事業所向けにVFN推奨の記録・業務システムを会員価格で提供予定

また、現場目線で使いやすいシステムを普及させることにより、長い目で他の職種とのやり取りもよりスムーズにしたいと考えています。例えば、訪問看護指示書/報告書/計画書に関する医師とのやり取り、サービス提供/実績票に関するケアマネジャーとのやり取りなどが省力化されていくと、とても便利だと思います。

なお、上記の関連で、それぞれの記録・業務システムがより使いやすいものになるよう意見の集約を支援する機能も果たせたらと考えています。情報システムに明るくない看護職がそれぞれ独自意見を未整理に述べても、システム会社はどの意見に添えばよいのか分からず混乱してしまいます。全体の利便性を高めるために優先順位の高い改修を、現場とシステム会社の間に立って調整できれば、両者の負担が軽減できると考えています。

現場の声を集める

  • 賛助会員を募集
  • 使いやすい記録・業務システムの仕様を定義するワーキンググループを設置

現場の声を集める

  • 賛助会員を募集
  • 使いやすい記録・業務システムの仕様を定義するワーキンググループを設置

現場目線で使いやすいシステムを作る

  • ワーキンググループで定義された仕様に基づいて競争入札を実施
  • 入札によりVFN推奨システム開発事業者を決定(1社〜複数社)
  • 選定された事業者と具体的なシステム開発を推進

使いやすいシステムを使う

  • 一部ステーションによる試行等を経てVFN推奨システムを稼働
  • 賛助会員に対して会員価格での提供を開始
  • 使いにくい部分があれば随時VFNが意見集約

5〜10年程度のスパンでこのサイクルを繰り返し沈滞を防ぐ

5〜10年程度のスパンでこのサイクルを繰り返し沈滞を防ぐ

公的調査の回答負担軽減と質の高い学術研究の促進

毎年実施される厚生労働省等の調査についても、回答がもっと楽になるように促したいと考えています。事業所ごと独自に集計を行って紙に転記して返送するのはとても手間が大きいですが、回答しなければ訪問看護の実態が施策に反映されないので、四苦八苦しながらも協力しているのが現状です。これを、できる限りシステム側で自動集計・出力できるようにしたいと考えています。これが実現できれば、調査実施側にとっても必要なデータをより正確に高い回収率で集めることができ、事業所側にとっても回答の負担が大きく軽減されます。

また、この枠組みを使えば、大学などの研究機関が行う研究への協力も、システムを活用して回答負担が最小化されると思います。それにより、訪問看護の価値を高められるような学術研究が増えていくことを期待しています。

システムと連動した調査実施手法の検討

  • 公的調査等の実施にあたり、記録・業務システムと連動した形とすることによりステーション側の回答負担を最小化できる
  • 答えにくい設問等については調査実施主体とVFNが随時調整する

回答負担が最小化された調査実施

  • システムから自動抽出できる内容、あらためて回答を要する内容が整理された形で調査を実施
  • システム画面上での調査実施となるため紙のアンケートを入力する手間も省略可能

施策反映・エビデンス創出・現場への還元

  • 回答率の向上等により、より現場の声を反映した施策の実現、新たな学術的知見の創出が期待される
  • 上記が現場の活動に還元される
               

MEMBER


  • 岩本大希

    [理事] WyL 株式会社代表取締役/ウィルグループ株式会社代表 取締役/看護師/保健師/在宅看護専門看護師

    良いケアのためのシンプルで良いツールを

    他の皆さんが書いているように、患者・利用者の情報共有や有用なデータの活用については在宅医療、特に、訪問看護においては皆さんが課題に感じておられると思います。ベッドサイドケアに集中し最も時間を割きながらも、良いケアを探究・広げるためにも、よい仕組み・ソフトウェアのルールが重要だと考えます。皆さんと一緒に創り上げることを楽しみにしています。

  • 中澤ちひろ

    [理事] 株式会社Community Care 代表取締役/Community Nurse Company株式会社Co-founder/看護師/保健師

    地域のみんなと協同する看護を

    私たちがお家に訪問できる時間はわずかです。だからこそ、その人 が持っていた今までの人やコミュニティの力も活かして、心も体も 豊かに生活できる環境を作ることが大切だと思っています。人とな りを捉えるための情報は膨大ですし、大切な連携先は公的資源だけ でなくたくさんあります。より多くの時間を人と向き合う時間に使 っていきたい。私たちの看護実践と合わせて、記録やデータ集積、間 接業務も再構築していきたいです。

  • 藤野泰平

    [理事] 株式会社デザインケア代表取締役/みんなのかかりつけ訪問看護ステーション/看護師/保健師

    最高のケアで未来を創るために

    最後在宅で過ごしたい国民が50%いるにも関わらず、約10%の人 の願いしか叶っていない現実に我々がどう立ち向かうのか。課題解 決のためには、チームで最高のケア行い、在宅の価値を磨くことが 重要である。そのために、記録システムや情報交換等のあり方を再 定義し、間接業務の効率化、タイムリーな情報共有、データ蓄積によ る質改善につなげていく。生きる場所を自由に選べる、そんな未来 を全国の仲間と一緒に創っていきたい!

  • 柳澤優子

    [理事] 一般社団法人Life&Com 代表理事/看護師/がん性疼痛看護認定看護師

    大好きな看護に集中したい

    「目の前の人に向き合う看護がしたい」というのは、多くの看護職 が抱く〈ねがい〉だと思います。私自身も、住民と向き合い、看護実 践をしている時間が楽しくて、訪問看護がだいすきです。周辺業務 を整理することで、もっと看護に集中できる環境を作りたいと思っ ています。また、2 児の母でもあるため、効率よく働き、子どもたち との時間も大切にしたいと考えています。子育ても仕事も楽しみな がら、訪問看護を続けていきたいです。

  • 吉江悟

    [理事] 一般社団法人Neighborhood Care 代表理事/看護師/保健師

    公的調査の回答負担を最小化したい

    訪問看護の事務仕事で面倒なものはいくつもありますが、私は特に、 公的調査等で、要介護度・保険・職種別の利用者数・回数などを回答 するのが、正直「超めんどくさい!」と思っています。一方で回答し ないと実態が伝わらないとも思います。これを電子的に自動集計・ 出力できれば、回答が楽になり、より多くの実態や意見が国に伝わ るのではと思います。レセプト・指示書依頼等々の煩雑さも、言わず もがな何とかしたいです。

  • 井上浩太朗

    [事務局] 医療法人社団ささえる医療研究所Backoffice

    訪問看護師が働きやすくなるように

    訪問看護の仕事を近くで見ていると、記録や事務仕事、情報共有、管 理業務などに多くの時間を奪われ、本来の看護業務に充てられる時 間の少なさに葛藤している看護師さんが多いと感じています。訪問 看護が地域で果たす役割がますます大きくなっていく中で、そうし た業務の効率化は大きな課題なのではないでしょうか。情報を有効 活用して負担を軽減し、訪問看護師さんが働きやすくなる環境づく りに寄与できればと思います。

  • 坂本すが

    [監事] 東京医療保健大学副学長・看護学科長

    未来を変える 看護を楽に より深く

    「もっと患者さんのケアがしたい」多くの看護師がそうつぶやく。 しかし現実はちがう。特に訪問看護は少ない人員、小規模ゆえにIT システム化も限定的。記録・連絡・人事労務など、看護周辺業務も自 前でこなさないといけない。だからこんなサービスを待っていた。 負担を減らし、患者ケアの時間をつくる。心身楽に深い看護を実現 できるように。さらに学術データの集積をサポートし、未来の看護 の質向上に寄与することも期待したい。

  • 辻哲夫

    [監事] 東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員

    より良い訪問看護記録システムを

    地域包括ケアシステムにおける在宅医療介護の連携の推進が大きな 課題とされている今、療養上の世話と診療の補助を担当する訪問看 護は、医師を始めとする多職種の円滑な連携の要です。このように 質の高い訪問看護の推進が望まれている看護職にとって、記録業務 を一層効率化するとともに、記録内容が看護師相互、更には他職種 との間で意義あるものとするための記録システムの開発は大変重要 であり、その進展に強く期待します。

SUPPORTER(賛同者)

クラウドファンディングによる支援

             

VFNは、本格始動に先立ちクラウドファンディング(READYFOR)を活用し、2022年5月16日〜6月30日の期間に、計331名、6,892,000円という多数/多額のご支援をいただくことができました。(実際には複数の方からの現金での支援をREADYFORの口座に一括して代理入金しているケースがあるためもう少し多い人数になります。)この場を借りてあらためて御礼を申し上げますとともに、一部とはなりますが、ご支援いただいた皆様のお名前を以下にご紹介いたします(順不同)。

https://readyfor.jp/projects/vfn/

Footage訪問看護ステーション様|のぞみの花クリニック様|株式会社シルバーウッド様|合同会社artrings様|みのり訪問看護ステーション様|日本財団在宅看護センターひまわり様|合同会社Social action様|訪問看護ステーションほっぷ様|みどり訪問クリニック様|帝人株式会社 NsPace様|秋山正子様|開業看護師を育てる会 菅原由美様|NPO法人キャンナス様|株式会社ささえる様|医療法人社団ささえる医療研究所 理事長 永森克志様|古屋聡様|Community Nurse Company様|山田雅子様|志真泰夫様|清水準一様|医療法人社団 All for Kamakura 湘南おおふなクリニック様|小倉和也様|在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子様|GLCHD 小田秀樹様|フィット訪問看護ステーション蒲 房原篤志様|別所遊子様|HIGE-RONGE -ヒトツギ-様|LIC訪問看護リハビリステーション 所長 黒沢勝彦様|Orange様|ココロまち診療所 片岡侑史様|なごみの陽訪問看護ステーション様|伊藤(木工)達也様|医療法人ハートフリーやすらぎ 大橋奈美様|一般社団法人コ・クリエーション 地域まるごとケアステーション川崎様|一般社団法人ものがたり企画様|株)洗心様|株式会社ぐるんとびー様|株式会社まこじろう福祉事務所様|株式会社ユピア様|株式会社太平洋企画様|岩田耕生様|岩名礼介様|あまね看護ステーション 菊地華恵様|宮本雄気様|近藤敬太様|原田浩様|三辻暁美様|山岸暁美様|寺口惠子様|漆畑宗介様|社会医療法人純幸会関西メディカル病院様|昭和大学 渡邊知映様|深堀浩樹様|石垣泰則様|石川雅俊様|NU Lymph. Care Lab. 中西啓介様|ケアクリ看護センター 中瀨美穂様|長嶺由衣子様|特定非営利活動法人たんがく様|二宮英樹様|まちのナースステーション八千代 福田裕子様|平原優美様|片山陽子様|堀田聰子様|木佐健悟様|眞浦有希様|蘆野吉和様|長江弘子様
 

また、活動開始にあたり多くのみなさまより応援メッセージを頂戴しておりますので、その一部を紹介させていただきます。

               

応援メッセージ

  • 秋本可愛さん

    株式会社Blanket代表取締役/KAIGO LEADERS発起人

    志のある看護師の皆さんの挑戦が、まずとっても素敵だなと感じました。これからますますニーズが大きくなる中で、新たなプレイヤーが求められていると思いますが、自分の地域で訪問看護をやりたい!と思っても、周辺業務がハードルになることもあると思います。 専門職が専門職にしかできない業務に集中できる環境づくりの実現を通じて、よりより良い看護の実践が増えることはもちろん、いきいきと地域で活躍する看護師が増えることにつながるプロジェクトになるのではないかと期待しています。

  • 石垣泰則さん

    医療法人社団仁生堂大村病院院長/一般社団法人日本在宅医療連合学会代表理事

    在宅医療の両輪を回すために

    1990年代の在宅医療の創生期、かかりつけ医と訪問看護の連携について議論され、良質な在宅医療を提供するためには車の両輪のように必須であると言われていました。介護保険が創設され、在宅医療の多様化が進む中、訪問看護ステーションの業務が煩雑で、患者さんに向き合う時間が取り辛くなっていることを知りました。このプロジェクトを通じて、訪問看護師の皆さんが患者さんとしっかりと向き合うことができることに期待します。

  • 石川和子さん

    株式会社ぐるんとびー執行役員/看護統括

    愛が形になりますように

    私自身ケアマネージャーとして、はたまた看護師としてご自宅、地域に飛び出しています。連携するステーション看護師の悩みとして耳にすることは私自身も共通しています。目の前の人と笑い合い、深く向き合いたい、これは私自身の悩みでもあります。システム整理だけでなく暮らしを支える地域の仕組み造りにも広がるのではないかと思ったり妄想を膨らませております。生きて活ききり逝く人生を。生きて活ききり逝ける地域を。皆様の愛が形になりますように。

  • 宇都宮宏子さん

    在宅ケア移行支援研究所

    一緒に前へ進みましょう

    日々の記録は、療養者のケア・多職種との密な連携に連動しているのだろうか。でも、書かなきゃいけないし、業務になっている。どうにもならない、あきらめてしまっている訪問看護の現場があります。(病院看護も同じ?)実践値の記録から、レセプト請求のみならず、ケアの評価や分析が見えてくるような仕掛けも必要ですね。吉江さんたちメンバーが、どんなステップを踏みながら、この事業を進めるのか、全文を読んで、理解することできました。応援させてください。いいえ、一緒に前へ進みましょう。

  • 大田章子さん

    社会医療法人祥和会脳神経センター大田記念病院/福山脳血管医学研究所研究員

    訪問看護師にしかできないことを

    病院や在宅サービス、介護施設の経営に関わっています。専門職スタッフが、「彼らにしかできないこと」に専念でき、患者さんのそばで無理なく楽しく働けるよう、周辺環境を整えることが日々の仕事です。社会の変容に伴い、様々な側面からの支援を要するケースが増えてきました。事務仕事やルーチンワークはちゃちゃっと済ませて、訪問看護師さんたちがケアの現場でガッツリ活躍できれば、日本の未来は明るいですね。

  • 大友宣さん

    医療法人財団老蘇会静明館診療所医師

    こんなことしてうらやましい

    いつも時間がないって感じています。ひとりひとりともっと向き合って、お話したいのに時間がないと感じます。だから、こんなことしちゃってくれている、してもらっちゃっている訪問看護師さんたちがうらやましい!!やっぱり在宅ケアはいつも訪問看護から革命がはじまるんだな、いつも。きっとそれが訪問診療にもいつか波及してくる日を待ちながら、皆さんの活動を応援したい!いいね!ぽちっ、とてもいいネ!ぽちっ

  • 黒沢勝彦さん

    株式会社シンクハピネスLIC訪問看護リハビリステーション所長/看護師

    看護サービスの質のはなし

    VFNは訪問看護ステーションにおけるサービスの質を高めると思います。看護サービスの質の基盤となるのは「安全」「安心」ではないでしょうか。実務レベルでも、看護に集中できる環境づくりが「安全」や「安心」という当たり前をもたらすものだと感じます。VFNの取り組みは業界や社会にとって大変価値のあることで、私自身も大きなワクワク感とメンバーの方々への尊敬の気持ちで応援していきたいです。すごい!最高!

  • 後藤智美さん

    生協浮間診療所/日本医療福祉生協連 家庭医療学開発センター/看護師/保健師/診療看護師(NP)

    ともによいケアを創り出そう!

    診療所スタッフにとって訪問看護ステーションで働く皆様は、地域住民の健康を支えるうえでの心強いパートナーです。 新たな技術とアイデアで、訪問の新規依頼や予定の確認、診療内容の共有などの業務がシステム化されたら、わたしたちも効率的・効果的な働きができ、何より患者さん・ご家族の安心につながります。 よりよいケアを届けるためのイノベーション、在宅ケアの価値の創造がなされることを、心より応援いたしております!

  • 榊原千秋さん

    合同会社プラスぽぽぽ代表社員/訪問看護ステーションややのいえ統括所長

    地域まるごとケアの日本型モデルを!

    2015年、ビュートゾルフの玉ねぎモデルと業務システムをぜひ日本にと熱く語り合いましたね。訪問看護を立ち上げてからお一人おひとりの人生の物語に深く関わりながら、記録や情報共有や他機関との連携や管理業務等などに多くの時間を割いてきました。この間ずっと訪問看護の効率化やバックヤードの専門人材育成の必要性を感じチャレンジしてきました。いよいよ日本型モデルのスタートですね!日本中の訪問看護が大好きなみなさんと知恵を持ち寄り、未来に向けて語れる時がきたことが何よりうれしいです。楽しみにしています。

  • 佐々木淳さん

    医療法人社団悠翔会理事長/診療部長

    対人援助に専念できる環境を

    専門職の生産性とは、単位時間あたりの患者価値である、と私たちは定義している。そのためには個々の専門職がスキルを磨くとともに、対人援助以外の業務に費やす時間を最小化する必要がある。特に小規模事業者ほどその運営は非効率で、特に管理者の負担となっているケースが多い。老化や疾病とともに生きる人がマジョリティになる、そんな未来を限られた専門職で支えていくためには、こんなプラットフォームが必要不可欠だと思う。

  • 志真泰夫さん

    公益財団法人筑波メディカルセンター代表理事

    訪問看護の若い力に期待します

    私が運営に携わる法人には3つの訪問看護ステーション、2つの居宅介護支援事業所があります。2018年3月から業務支援システムをクラウド化しています。しかし、地域の訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所の間での情報共有は思うにまかせません。地域での情報を共有化するプラットフォームがないためです。感染症の拡大時や災害時には地域全体での情報共有が重要です。訪問看護を支える業務支援のプラットフォームに期待します。

  • 下河原忠道さん

    株式会社シルバーウッド

    「看護の見える化」に期待と応援!

    訪問看護師さんが共通ツールを使うことで、厚生労働省やその他看護研究への調査の負担を軽減、尚且つ回答率も高められるので実態や実績が見えやすく、看護関連の政策や診療報酬への提言、看護研究などにも活かせる可能性がある。「看護ってよくわからないけど確かにある」ものを定性的に捉えるだけでなく、定量化することで「看護の価値」や「看護の実践知」を見える化し、研究や看護教育に活かすことにも期待したい。さらには、ここを源流とし、介護業界にまで共通のICTツールが発展することを心から願うものだ。応援!

  • 眞榮和紘さん

    ソフィアメディ株式会社

    あきらめず訪問看護の未来を変えてゆこう

    訪問看護は、対象者の多様な生き方に触れ、それゆえに日々の記録や多機関多職種連携にエネルギーも時間も注いでいます。一方で、ケア時間に報酬はありますが、周辺業務時間にはほぼ報酬設定が無く、周辺業務時間割合を効率化したいと試行錯誤してきましたので、VFNの皆さんの取り組みに感激しています。10年後や20年後の在宅医療の姿を考えると、周辺業務がパッケージ化しネットワーク化されれば相乗効果が生まれ、より訪問看護がインフラとして価値が高まるだろうと期待します。統一された枠組みとなり、属人的な作業から解放され、その上データを蓄積・利活用できる近い未来を想像するだけで胸が躍ります。心から応援しております!

  • 菅原由美さん

    キャンナス代表

    若い力を応援します。そしてありがとう。

    若いナースによる新しい訪問看護の未来が楽しみです。私が訪問看 護に参入した時は、携帯電話やパソコンは一部の市民が手にするだ けの時代でした。それが今では小学生でもスマホを持つ時代となり ました。そんな中でこのような現場目線の取り組みを若い訪問看護 師達が自ら考え行動し、実現に向けて動いてくれていることをとて も嬉しく思い感動しています。皆様の活躍を心より応援します。そ して感謝します。ありがとう。

  • 高山義浩さん

    沖縄県立中部病院感染症医・在宅医

    よりよい訪問看護に向けたサポートを

    ビークルフォーナースは、訪問看護の周辺業務を最適化して、看護師が「看護」に集中できる環境を整えるための活動を開始しています。また、この過程で得られるデータや施策を整理して、日本の地域医療を向上させるアドボカシーにも取り組んでいくとのこと。現場にいる看護師なら痛感していることですが、これは大切な取り組みです。建て増しを繰り返して(それだけ長い葛藤の歴史があるわけですが)、複雑怪奇になってしまった地域医療の手続きを最適化いただくことで、連携する私たち在宅医にとっても仕事がしやすくなるものと期待しています。

  • 田宮菜奈子さん

    筑波大学医学医療系教授/ヘルスサービス開発研究センター長

    生活と調和した医療のためにー輝く訪問看護のための応援システム

    医療を生活と調和したものにする主役は訪問看護。その役割を担うためのサポートがここにある。現場実績と現場に役立つエビデンス発信の重要性。その両者を熟知されておられればこその吉江先生が展開される新たなサービスに、期待と心からのエールをおくります。

  • 長嶺由衣子さん

    東京医科歯科大学国際健康推進医学分野非常勤講師

    全国での訪問看護の普及に期待

    周辺業務の効率化を図りながら目の前の患者さんへの時間を最大限 捻出し、さらに政策提言につなげるため現場の声を反映する調査協 力も簡便化する。まさに、今ICT を使って医療界でやらなければな らないことの先陣を切ってくれていると感じます。私は訪問診療で 訪問看護の方達とともに在宅を支える立場ですが、この取り組みが 全国で心ある看護師さんの背中を押し、訪問看護に漕ぎ出す人が1 人でも増えることを心から願い、応援しています。

  • 平原優美さん

    公益財団法人日本訪問看護財団常務理事

    質の高い看護の提供と創造的活動

    訪問看護ステーションは、様々な年齢で複合問題を抱えた利用者へ ケアをしています。ケア効果をスタッフと利用者・家族が共有でき ると元気がでます。また、ケアの連携先との情報共有にも時間を費 やし、効率よく看護過程を実践でき、安心して自身をもってケアで きるといいなと思います。また、スタッフが生き生きと地域貢献活 動を考え、実施できる「ゆとり」が生まれる職場づくりに新たな業務 システムは急務です。期待しています。

  • 藤田愛さん

    医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター所長/慢性疾患看護専門看護師

    どこにもないんだとあきらめていた

    これまで10種類以上の看護記録,業務システムを試してみましたが、現場の目線や業務に合ったものはなく、不自由を感じながらもあきらめていました。このたび、次世代を担うトップランナーの皆様が考案されたシステムに大いなる期待をしています。訪問看護の記録には、訪問看護の質が反映されます。このシステムの開発は業務の効率化だけでなく、訪問看護とは何かということを考え、質を向上してゆくという効果も期待されます。とても楽しみにしています。

  • 古屋聡さん

    山梨市立牧丘病院医師

    僕たちは現場に集中したいのだ!!

    多職種連携も大事だし、お金に関わる作業も、スキルアップの研修 も大事。しかししかし、僕たちは即時性も求められる。人びとの人生 に深く穏やかに関わりたいと願う一方で、走りながら考えなければ いけない時もある。似たようなことを何度も書かなければいけない とか、デバイスの制約があるとか、失礼ながらシステムのダメさに 起因するストレスが大いに現場を圧迫する。それらを最小化して、 僕たちは現場に集中したいのだ!!

  • 紅谷浩之さん

    医療法人オレンジグループ代表

    地域を自由に飛び回る看護師!

    在宅医療の現場には、病気の療養だけではなく、生活や暮らし、人生があります。医療の目線だけではなく、生活や環境、家族まで支える看護師の存在が不可欠です。欲張れば、その人の暮らす地域にまで看護師が飛び出し、その地域や社会までもがハッピーになる循環を生み出してほしい。「病気」「患者」「不安」そんなキーワードで始まるかもしれない訪問看護が、看護師が時間やツールを使いこなし、より自主的に動ける自由さを得ることで「元気」「幸せ」「つながり」が地域社会に育まれることを強く期待しています!!

  • 堀田聰子さん

    慶應義塾大学大学院教授

    よりよいケアとよりよい仕事、そして持続可能な社会に向けて

    各地の皆さんと学びあい、夢を膨らませて数年。こうして敬愛する皆さんが議論を重ね、コロナ禍のなかで多くの応援を得て、ついにケアに集中できるための「翼」を自ら生み出そうとしていること、ほんとうにうれしく、感謝しています。いのちと暮らしを支える訪問看護からの発信は、必ず対人支援にかかわるすべての職種、そして私たちを羽ばたかせてくれるはずです。ともにつくる未来へ、心から応援しています!

  • 松山なつむさん

    訪問看護ステーションかしわのもり所長

    すでに力いただいています

    雪かきもすれば、茶碗だって洗う。これって誰が読むのかなあと思いながらも、没入すると丁寧に書いていたり…。記録のための記録や雑事に忙殺される。それもこれもひっくるめて訪問看護、笑いに変えようとしてきたのかもしれません。足元から、ずっと先を見て、土を耕し種を蒔いてくださっている、プロジェクトメンバーの皆さまには感謝です。花が咲き、他の畑に種が飛んでいく、ワクワクしながら応援しています。そして、片田舎の訪問看護でできる工夫を重ねながら、変革の時を待っています。

  • 山岸暁美さん

    コミュニティヘルス研究機構機構長/理事長/慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室

    業務効率化と質の可視化の両立!訪問看護の重要課題解決の第一歩

    素晴らしい取り組み!心からそう思います。メンバーは、今をときめく若手のホープが揃っています。VFNの設立は、データヘルスを視野に入れた訪問看護領域の情報化、そして、業務効率化と質の可視化の両立という、訪問看護の重要課題解決に向けて大きな第一歩となると確信しています。そして、こうも思います。VFNは、訪問看護師たちが、利用者さんや住民さんとの丁寧な時間を紡ぐためにも必要不可欠な組織になると。応援しています!

  • 矢田明子さん

    Community Nurse Company

    「技術は自己の表現に始まって、自己の表現に終はるものである」夏目漱石の言葉です。 看護はサイエンスとアートだと聞きますが、訪問看護の現場はどうでしょう。 5万人強の訪問看護師たちは日々限られた時間の中で、サイエンスを駆使し皆さんの健康の維持向上に働きかけています。 一方でアートはどうでしょう。 漱石は芸術とは、自己を表現することである。 つまり、自分の内面や自分の存在自体を、自分特有のやり方で表現したものが芸術なのであると語りました。 多くの訪問看護師が、自宅で出会う一人一人の特有の内面や存在自体をその方のやり方で表現することを「その人らしく」であると語ります。 その表現を支えたい、応援したいと思っている日本中の訪問看護師が起点になって、多くの国民が固有の表現をしていく未来はどんな未来になるでしょう。 生活の中からひらいていく各地の風土、生活に根ざした一つ一つの表現には、病気の有無に関わらず「健全な美」が宿っているように思います。そんな未来を想像し、私も今から心躍ります。 リーフレットやVFN推奨システムはその未来への一歩ですね。 応援しています。

  • 横山孝子さん

    訪問看護ステーションあい管理者

    ストレスのない記録ソフトを

    記録ソフトは高額すぎて安易に換えられない現状があります。自事業所は、看多機と連携できるソフトが必要なため、選択の余地はありません。使い勝手が良くないとわかっていても、日々の記録に大きなストレスを抱えながら業務にあたっている現状です。また、記録の方法は、看護の現場を知らない業者に聞くしかないのです。記録ソフトが、訪問看護師の目線で、統一したものができたら素晴らしいと思います。

  • さん

    and more...

FAQ

後日掲載予定
後日掲載予定

    賛助会員入会申込

    申込の流れ

    STEP.1

    下記フォームから賛助会員入会申込

    STEP.2

    VFNからのメール連絡に沿って会費を入金した時点で入会完了

    賛助会費:年会費1口1万円

    • ・個人でも法人でも入会できます。

    • ・複数口の賛助も歓迎いたします。

    • ・訪問看護ステーションとして入会いただく場合は事業所/サテライトごとの入会をお願いいたします。

    STEP.3

    2023年(予定)にVFN推奨の記録・業務システムを選定、会員価格で提供開始

    下記フォームへ必要事項をご記入の上、送信をお願いいたします。

    ※はすべて必須項目になります。

    個人/団体※

    個人法人

    団体名/事業所名/法人名※

    (法人の場合)法人内の
    訪問看護ステーション
    +サテライトの総数

    お名前※

    電話番号※

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